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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。
ヤフオクを眺める。
特に探しているバイクがあるわけではない。
ただ、小屋裏付きのバイクガレージを作っている勢いで、新しい相棒を迎えたくなっていた。
そんな時、目に飛び込んできたのは、かつて「かっこ悪い」と思ったBMW R100RSだった。
1981年、13歳の私にとって、それはどう見てもおっさんが乗るバイク。
ヒンズースクワットしながら乗るみたいなスタイル、無駄にデカいカウル、長すぎるシート
しかし、このカッコ悪いバイクに、40年後の俺は、目が釘付けになっていた。
「ボクサーツインの誘惑|R100RSと私の物語」

第一話:かつて“かっこ悪い”と思ったバイクが、今の私を魅了する
ヤフオクでバイクを検索している。これといった車種を探しているわけではない。なんとなく見ている。その理由はバイクガレージを作っているからだ。小屋裏部屋のある3m×3mの小さな小屋だが自作するとなると気合がいる。小屋を作る勢いを借りてバイクも新調してやろうといった魂胆だ。スクロールすること数件目、かっこ悪いバイクが偶然あがった。バイクの画像を見た瞬間、風洞で空力テストをしている画像が鮮明に浮かぶ。名はBMW R100RSだ。1981年当時13歳の私の感想は「ヒンズースクワットしながら乗るかっこ悪いバイク」だった。必要以上にでかいカウルに長いシート、おせいじにも当時の私にはカッコ良いといった感想はまったくなかった。またがるなんて想像もできないかっこ悪いバイクだったのだ。
かっこ悪いバイクを見ていた。かっこ悪いバイクが頭から離れないのだ。気になったので当時13歳の私にかっこ悪いと言われ、見向きもされなかったバイクBMW R100RSの勉強が始まった。ネットの情報にはかたよりがあった。海外の書物を集める。読むたびにドキドキする。ネットの情報と照らし合わせ確認作業。ユーチューブにあげられているボクサーツインエンジンの音を聞く。聞くたびエンジンにまたがる自分を想像する。拾い画像を集めながめること数日。いつのまにかBMW R100RSの魔力に洗脳された私がいた。
R100RSに洗脳された脳でヤフオクを検索する。「BMW r100rs ツインサス」と検索すると2台のツインサスが見に止まる。一台は白色もう一台はシルバーだった。出品者の説明文を読むこと数分で「ビビィ」っときた。画像に「ビィ」っときて説明文に「ビビィ」っときたのだ。説明文の一行に書いてあった。「コクピットにまたがるとまるで飛行機にのったかのような感覚になる。」洗脳された脳に刺さる。説明文は「こいつにまたがると最高に気持ちいいんだぜ!」に変換された。迷うことなく出品者にメールを送る。
翌日丁寧なメールの返信が届いた。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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