「ラビットと私のクラシックライフ」

ラビットと私のクラシックライフ|戦後日本が生んだスクーターと共に 「ラビットと私のクラシックライフ」

ラビットと私のクラシックライフ|戦後日本が生んだスクーターと共に

1950〜60年代、日本の道を駆け抜けた名車「ラビットスクーター」。

戦後の復興を支えたこのスクーターは、ただの移動手段ではなく、当時の技術者たちの夢と情熱が詰まった機械遺産だ。

ラビットのエンジンをかけるたび、クラシックな鼓動が響く。

シンプルな2ストエンジン、愛嬌のあるデザイン、手間のかかる整備

それでも手放せない魅力が、ラビットにはある。

このカテゴリーでは、そんなラビットとの出会い、レストア、カスタム、そして実際に走らせる喜びを記録していく。

現代のスクーターとは違う、クラシックな世界をともに楽しもう。

ラビットと共に過ごす、クラシックライフのはじまり。

「ラビットと私のクラシックライフ」

「ラビットと私のクラシックライフ」第一話:MINIの横に並べるべき一台

MINIの横に並べるバイクを探していた。小さくて、歴史があって、何より「かわいい」と感じるスクーターそう考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが、富士重工のラビットだった。ラビットは、戦後の日本を支えたスクーターだ。飛行機を作っていた富士重工が、新しい時代の乗り物として開発したのがラビットシリーズ。その歴史の深さに、イギリス生まれのクラシックMINIと通じるものを感じた。「これはもう、並べるしかない!」と直感が告げる。