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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。
圧縮圧力計で健康診断。
エンジンの大好物は、混合気・圧縮・火花。
ガソリンと空気を混ぜて程よく圧縮させ強い火花で爆発させると大喜び。
今回は、2021年、バイク達の圧縮圧力を測ってブラグの焼け具合を確認した記録を振り返る。
混合気と火花のあいだにあるもの
圧縮圧力の測り方
- 暖機をする。(暖気しないと測定値下がる)
- プラグの周りのゴミを吹き飛ばす。(必需)
- プラグを外す。(四気筒なら全て)
- プラグホールに測定器具を装着。(ネジ山破損注意)
- アクセルを全開。(プラグを全部外したかを再確認)
- 弱っていないバッテリーでセルモーターを回す。(弱いと測定値は下がる)
- 弱っていない人がキックを数回踏む。(休憩してからもう一度)
- 針を見る。(ドキドキ)
ここで注意するのは、単気筒ならプラグホールは塞がっているので安心。
だけど、4発のクラシックミニや2発のR100RSは異物混入が怖い。
なので、『プラグの周りのゴミを吹き飛ばす。』これが大切。
クラシックミニ(SUツイン1/2・1271cc)

基準値:14kgf/㎠〜10kgf/㎠(1400kpa~1000kpa)
測定値(左):13.5kgf/㎠(1350kpa)
測定値(中左):14kgf/㎠(1400kpa)
測定値(中右):13.6kgf/㎠(1360kpa)
測定値(右):14.1kgf/㎠(1410kpa)
プラグもムラなく焼けてる。
流石プロの組んだエンジン。
ラビット・スーパーフロー(S301BH)

基準値:9.5kgf/㎠(9500kpa)
測定値:7.5kgf/㎠(7500kpa)
暖気されている状態で一発始動なウサギ。
年齢を考えると凄い。
ミニトレ(YAMAHA MINI GT50)

基準値:7kgf/㎠~10kgf/㎠(700kpa~1000kpa)
測定値:16kgf/㎠(1600kpa)
0~400を競うレースなら有り。
現在は、10kgf/㎠前後。
XLR250BAJA(MD22改セル)

基準値:14kgf/㎠(1400kpa)
測定値(暖気無しセル):11.9kgf/㎠(1190kpa)
このあと測っていないのでわからないけど、超元気。
2025年、ヘッドライトをR100RSに奪われて困惑中。
ジャイロX(TD02:4スト)

基準値:13kgf/㎠(1300kpa)
測定値:6kgf/㎠(600kpa)
この時の最高速40km。
セルでエンジン始動可能。
このあと、排気側のバルブ交換して11kgf/㎠まで復活。
2025年現在、またスピードが落ちているけど放置してる。
バイアルス(TL1250K2)

基準値:12kgf/㎠(1200kpa)
測定値:8.3kgf/㎠(830kpa)
「やっぱり」と思える数字がでる。
始動性は悪く無いのだけど、昔のパンチ力が無い。
要オーバーホールだとこの時感じたけど、2025年まだ放置。
Super Cub (行灯C70)

基準値:12kgf/㎠~14kgf/㎠(1200kpa~1400kpa)
測定値:6.1kgf/㎠(610kpa)
しかし、この状態でエンジンかかる。
2025年、この状態のままガレージハウスで待機。
R100RS(ツインサス)

基準値:10~8.5kgf/㎠(1000kpa~850kpa)
測定値(左):10.4kgf/㎠(1040kpa)
測定値(右):10.4kgf/㎠(1040kpa)
左右の違いが気になってたけど優秀。
ちなみに、安いゲージを2個持ってる。
ミニトレの圧縮圧力が16kgf/㎠を超えたことで不安になり購入。
圧縮圧力:2スト6kgf/㎠_4スト8kgf/㎠を切ると始動困難(経験値)
- 2スト:圧縮圧力の低い原因
- クランクシールからの圧縮漏れ
- リードバルブが閉じてない
- ピストンリングの劣化
- ガスケット不良
- 4スト:圧縮圧力の低い原因
- 排気バルブのカーボン噛み
- バルブスプリングの劣化
- ピストンリングの劣化
- タペットの隙間調整
- ガスケット不良
どれだけ良い混合気があっても圧縮圧力がないと吸い込まない。
吸い込まないから、良い火花があっても爆発しない。
そして、バイクは放置しすぎると拗ねる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
fukumomo3_photo
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