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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。
「ジャイロでカヌー引っ張れんか?」
銀山平キャンプ場から奥只見湖まで、ちょっとだけ距離がある。
キャンプ場に軽トラを置いて、湖までジャイロでカヌーを牽引していく作戦。
今回は、2022年、ジャイロに自作ヒッチメンバーを取り付けた記録を振り返る。
割れたスキレットから生まれた、ヒッチメンバー
ジャイロのリアキャリアを取り外して

山形鋼を加工してヒッチメンバーの土台を溶接。
- 使用した材料
- ボートトレーラー カート カヤック ドーリー キャリー (amazon)
- 多用途スプレー 300mL つやなしホワイト(コメリ)
- 鬼目ナット Eタイプ M6x13 【10個入り】(amazon)
- 手締めネジ ノブグリップ M6x15mm(amazon)
- 鋼板 約3.2×450×900(コメリ)
- 山形鋼 3×25×25×1820(コメリ)
- 鉄溶接丁番 51mm(コメリ)
- Zマーク金具(コメリ)
- 使用した道具
- アーク溶接機 100V/200V兼用 小型溶接機 200A(amazon)
- マキタ(Makita) 100ミリ ディスクグラインダ(amazon)
- 切断砥石「金の卵」(10枚入) 105×1.0×15(amazon)
- 一般軟鋼用溶接棒 φ3.2×5kg(amazon)
- 一般軟鋼用溶接棒 φ2.5×5㎏(amazon)
- 一般軟鋼用溶接棒 φ2.0×2㎏(amazon)
ヒッチメンバー部分を制作

山形鋼を合わせるときのコツは、「何度も失敗すること」
一回で成功しようとしないで、失敗してもいいから回数こなす。
溶接は、偉そうに言わせてもらうと、経験しかないって思うから。
☝️の部分は、割れたスキレットの柄

スキレットは、鋳物なので割れます。
熱したスキレットを急激に冷やすと「パキッ」
そして、硬いコンクリートの上に落としても「パキン」
そして、割れると修復は困難なのでお気をつけください。
溶接用の蝶番を土台に溶接

溶接棒は、「溶け込んでる」これを確認して選択。
「溶け込んで無い」ならば太いものを使用して電流(A)を上げる。
「溶けて穴が開く」ならば細いものを使用して電流(A)を下げること。
母材の厚みが違うもの同士を溶接する場合は、薄い方に合わせた方が成功率は上がる。
だけど、先にも書いたけど、「なんども失敗して」楽しむことが成功への近道だと思う。
カヌーのバウ(船首)に穴を開けて

Z金具を使用したヒッチボールを制作。(ヒッチポールか?)
取り付けは、鬼目ナットをねじ込んで、手締めネジで固定した。
仮付けして確認すると、超シャコタンブギなカヌー

これで引っ張ったら間違いなく段差で船底を擦る。
それも心配だったけど、バウ(船首)が下がってカッコ悪い。
蝶番の裏にストッパーを溶接

何度か角度の調整をしたけど、ヒッチメンバーが問題っぽい。
先端に少し角度をつけてカヌーが水平になるように調整

この状態が完成するのに数十回取り付けたり外したりを繰り返した。
トレーラーは、折すぎると当たる。

いわゆる「ジャックナイフ事故」である。
これを防ぐために、折すぎ防止(脱羅防止)のチェーンを付けた。
- トレーラーとは
- トレーラー=台車(自走できない)
- トラクター=トラクタヘッド(自走できる)
- トラクタヘッドをトレーラーに繋げて初めて、トレーラーの形になる。
なので、トラクターが、ジャイロとなり。
トレーラーは、台車を下に取り付けたカヌーになる。
完成した部品を眺めて「ニヤリ」

数年前まで、トラクタヘッドでトレーラーを引っ張る仕事をしてた。
なので、連結部分を自分で作るのは、とても不思議で楽しい時間だった。
ちなみに、連結のキングピンのロックを忘れてトレーラーを落としたことがある。
空の台車だったから笑い話だけど、満載だったら無理だし箱が壊れて大事故だった。
つづく…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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