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2025年7月15日調べ：ご利用とお買い物は自己責任でお願いします。

こんにちは、fukumomo3_Photoです。

ここでは、黒ナンバーの取得方法を紹介しています。

以上のような、副業で軽貨物運送事業についての要望に、実際に足を運んで取得してきた私が、お答えします。

副業で軽貨物運送事業

副業とは、辞書においての定義では、本業のかたわらにする仕事となっています。

副業で軽貨物運送事業ってできるの？

可能です。

実際に、土日休みのサラリーマンの方もいます。

軽貨物運送事業ってなに？

簡単に言うと、個人の軽自動車で、荷主さんからお客さんへ荷物を届けて対価をもらうお仕事です。

小型トラックや中型トラックなどでは行けないような場所や急ぎの荷物など運んだりもします。時に、長距離のお仕事もあったりしますが、選択可能です。

軽貨物運送事業に必要な資格は？

「普通運転免許証」これがあれば、貨物軽自動車運送事業で副業をすることは可能で、未経験から始める方も多数おられます。

黒ナンバーを取得できる車種は？

軽自動車なら４ナンバーでも５ナンバーでも取得可能です。

令和４年１０月２７日以前は、５ナンバーで登録する場合、構造変更が必要でしたが、令和４年１０月２７日より、書類のみの変更で、黒ナンバーを取得できます。

2.黒ナンバーのメリット

多数のメリットがありますのでご覧ください。

一日で取得できる

お住まいの地域の軽自動車検査協会と運輸支局の距離関係などでかなり変わりますが、軽自動車検査協会と運輸支局の距離が近ければ、半日で取得できる地域もあると思います。

資格は普通免許があればOK

普通免許があれば他は、なにも必要ないです。

税金が安くなる

【軽自動車の税金_2024】

• 軽自動車 （自家用乗用） 7,200円
• 軽自動車 （営業用乗用） 5,500円
• 軽自動車 （自家用貨物） 4,000円
• 軽自動車 （営業用貨物） 3,000円

５ナンバー登録の軽自動車を黒ナンバーに変更した場合が一番お得ですね。

初期費用が少ない

今現在所有している車両を使うと仮定してのお話しですが、

【黒ナンバー取得_初期費用】

• ナンバープレート代 1,470円〜1,900円
• 住民票代 200円〜500円

手数料の地域差を配慮しても、初期費用は、1,970円から2,400円で安いですね。

プライベートでも利用可能

個人事業主や法人として事業を営むと確定申告が必要になりますが、家事按分で事業とプライベートの割合を計算して申告することによりプライベートでも利用可能です。

3.黒ナンバーのデメリット

もちろんデメリットもありますのでご覧ください

確定申告

事業（副業も含む）を営み年間２０万円以上の収入がある場合確定申告が必要となり、白色申告と青色申告2種類の申告方法どちらかを選択して税金を納めます。

たとえ２０万円の収入がなかったとしても、開業費として繰延資産に計上し、減価償却の対象にすれば、のちの節税に役立ちますので、青色での確定申告をおすすめします。

開業届の提出

開業届を提出しなくても罰則はありませんが、開業してから1ヶ月以内に開業届と青色申告承認申請書を最寄の税務署へ提出することをおすすめします。

青色申告承認申請書を提出することにより、今後の節税につながるからです。

任意保険

今後どのような起業とつながってお仕事をいただくとしても、自分の為に任意保険は必需です。

新規の任意保険加入で、およそ月額10,000〜16,000の支払いで、年額ですと120,000円から200,000円ぐらい必要とされています。

しかし、今現在所有しているお車のナンバーを黒ナンバーに変更するのならば、任意保険の等級を引く注ぐことも可能です。

4. 黒ナンバー取得準備

準備といっても簡単なことだけですが、これから説明しますね。

車両の用意

いろいろな方法がありますが、

【お車の購入方法】

1. 新車で購入して開業
2. 中古で購入して開業
3. リースで購入して開業
4. フランチャイズ契約で購入して開業
5. 現在乗っている軽自動車で開業

1.と2.と5.の方法での説明をさせていただきます。

任意保険の切り替え

今お持ちの車が、軽自動車で、任意保険の会社が事業用も取り扱っている場合は問題なく等級を引き継げます。しかし、扱っていない場合は、保険会社を乗り換える必要が出てきます。

【引き継ぎの手順】

1. 現在所有の車の中断証明書を発行してもらう
2. 購入する車を黄色ナンバーで登録
3. 購入した車に事業用保険取り扱いのある会社の保険に入る
4. 購入した黄色ナンバーで登録した車に中断証明書で保険を引き継ぐ
5. 購入した車を黒ナンバーする
6. 黒ナンバーにした購入した車の保険の用途を自家用から事業用にする

これで問題なく任意保険の等級を引き継ぐことができます。

事業用の保険会社は、代理店型の保険会社がほとんどですから、直接相談できるところが最大のメリットです。

安心して相談してみてくださいね。

貨物軽自動車運送事業の基準

国土交通省の定める基準になります。

運輸支局へ行く前に確認ください

【貨物軽自動車運送事業の基準】

1. 営 業 所 

   ・営業活動及び運転者の管理を行う拠点が必要

   ・自宅に営業所を設置することも可能。

2. 自動車車庫 

   ・車庫は原則として、営業所に併設とすることが必要

   ・併設できない場合は、営業所から2km以内に確保

3. 休 憩 施 設 

   ・乗務員が有効に利用することができる適切な施設が必要

   ・自宅に休憩施設を設置することも可能

4. 事業用自動車 

   ・事業を行うための適切な構造であることが必要

   ・車検の合格している貨物車両が一台必要

5. 運送約款 

   ・国土交通大臣が告示した標準約款に準じて運送約款を作成することが必要

   ・国土交通大臣が定めて公示した「標準約款」と同一のものを設定しても可

6. 管理体制 

   ・適正な運営のための管理体制を確保が必要

   ・適正な運転日報やアルコールチェックなどの運行前点検の徹底

7. 損害賠償能力 

   ・自動車損害賠償保障法等に基づく責任保険または責任共済に加入が必要

   ・さらに任意保険の加入を推奨

一軒家の自宅などが車庫の場合は問題がないと思いますが、

アパートなどで離れた場所に車庫を借りている場合は注意が必要ですね。

運輸支局で登録に必要な届出書を揃える

【運輸支局へ行くときに必要な届出書】

1. 車検証
2. 運賃料金表
3. 事業用自動車等連絡書
4. 貨物軽自動車運送事業経営届出書

この4点ですが、一番必要なのは、車検証です。

残りの3点は、運輸支局にあるものに、その場で記入する方が簡単ですから「わからないので、テンプレートなどありませんか？」と頼んでみてください、親切に教えていただけます。

軽自動車検査協会でナンバー取得

【軽自動車検査協会へ行くときに必要な届出書】

1. 住民票
2. 車検証の原本
3. 黄色ナンバーの前後
4. 事業用自動車等連絡書

ここで間違えてはいけないのが、順番です。

【黒ナンバー取得の順番】

1. 前日に、任意保険会社に明日行くと伝える
2. 市役所かコンビニで住民票を取得
3. 運輸支局で事業用自動車等連絡書を書いて印をもらう
4. 軽自動車検査協会についたらドライバーを借りる
5. 借りたドライバーで黄色ナンバーを外す
6. 軽自動車検査協会に印有りの事業用自動車等連絡書と黄色ナンバーを提出
7. 軽自動車検査協会で新しい事業用の車検証をもらう
8. 軽自動車検査協会で黒ナンバーを買う
9. 軽自動車検査協会で借りたドライバーで黒ナンバーを付ける
10. 事業用に切り替わった車検証のコピーを取る
11. 任意保険会社に電話して、車検証のコピーをファックスする
12. お疲れ様でした。

この順番で行けば、半日もあれば黒ナンバー取得は可能です。

5.黒ナンバー取得のまとめ

ここからは、2023年9月15日に黒ナンバーを取得した、私の感想でまとめますが、読んでいただけると幸いです。

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