古い軽トラの失敗しないユーザー車検【ダイハツ K-truck S210P】

ユーザー車検 K-truck
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo3_HP)です。

このブログでは、18年落ち目前の古い軽トラ【ダイハツ K-truck S210P】のユーザー車検の方法を紹介しています。

18年落ち目前の古い軽トラのユーザー車検を考えています。

フレームに錆まで出てきている車両ですが大丈夫でしょうか?

以上のような、18年落ち目前の古い軽トラのユーザー車検ついての要望に実際に修理し書類を書き、足を運び車検を受けた私がお答えします。

18年落ち目前の軽トラのユーザー車検とは

ユーザー車検とは、ディーラーや民間車検指定工場などを利用しないで、ユーザー(自分)が車検を受けることで、18年落ち目前の軽トラユーザー車検とは、18年という経年劣化によるフレームの錆や各部品の不具合などを、自分で修理点検し車検を受けることを言います。

車の寿命って、10年10万キロって言われてるけど?大丈夫なの?

18年落ち目前の軽トラユーザー車検のメリット

【18年落ち軽トラのユーザー車検のメリット】
  1. 車検費用の節約
  2. 修理費用の節約
  3. 自車への理解が深まる

車検費用の内訳は、どこへ車検を依頼するかに変わりますが、18年落ち目前の軽トラをディーラーや民間車検指定工場などで車検で受けると下記になります。

【18年落ち目前の軽トラ車検費用】
  1. 重量税 8,200円
  2. 更新手数料 2,200円
  3. 自賠責保険24ヶ月 17,540円
  4. 点検整備費 およそ30,000円
  5. 合計:58,540円

注:2024年度の資料を参考にしています。

修理箇所のない場合を想定して51,620円ですね。

次は、ユーザー車検の費用になります。

【18年落ち目前の軽トラユーザー車検費用】
  1. 重量税 8,200円
  2. 更新手数料 2,200円
  3. 自賠責保険12ヶ月 17,540円
  4. テスター代 およそ3,000円
  5. 合計:31,540円

注:2024年度の資料を参考にしています。

普通の車検とユーザー車検の差額は27,000円です。

かなり違いがありますね〜

18年落ち目前の軽トラユーザー車検のデメリット

【18年落ち目前の軽トラユーザー車検のデメリット】
  1. 重量税が8,200円
  2. 修理の知識が必要
  3. 修理をする場所が必要
  4. 修理に伴う道具が必要
  5. 車検場は平日の8:30~16:45
  6. 検査が通らない可能性がある

重量税が最初の6,600円と比べると高くなりますが、0.5t以下乗用車の11,400円よりかなりお得です。

重量税用途右記以外13年経過車両18年経過車両
エコカー以外自家用6,600円8,200円8,800円
事業用5,200円5,400円5,800円

車検とは直接関係ないですが、参考までに軽自動車税を記載しておきます。

軽自動車税用途2015年3月31日以前2015年4月1日以降初度検査から13年経過
自家用乗用7,200円10,800円12,900円
貨物4,000円5,000円6,000円
事業用乗用5,500円6,900円6,200円
貨物3,000円3,800円4,500円

税金は、よく見て納得した上で車検を検討してくださいね。

一番のデメリットは、やはり時間だと思いますが、事前準備をしっかりやって万全の態勢で望めば、半日で車検は終わりますので、是非チャレンジしてみてください

普段から修理や整備が趣味なので・・・頑張ってみたいです!

18年落ち目前の軽トラユーザー車検の事前準備

18年落ち目前の軽トラなので、交換部品や修理箇所もたくさんありました。

リンクを貼っておきますので、もしよろしければご覧ください

18年落ち目前の軽トラ交換と修理

錆穴修理興味あります〜!

次は、点検しながら、記録簿に記入して行きます。

24ヶ月点検整備記録簿の書き方

「 24ヶ月点検整備記録簿 軽自動車 」と検索すると、ダウンロードできるサイトがありますので、そちらからダウンロードするか、車の購入時についてくるメンテナンスノートの記録簿を使うこともできます。

24ヶ月点検整備記録簿の書き方の画像

の画像の指示通りに

整備点検後、項目に印をつけていきます。

24ヶ月定期点検記録簿の画像①

画像のように、必要事項を

車検証を見ながら写していきます。

24ヶ月定期点検記録簿の画像2

自家用車の場合は記録をした日から2年、事業用車両は1年の保管期間が義務付けられていますので、整備点検記録簿は、車検証入れに入れて大切に保管しておきます。

今回説明している車が、18年落ち目前の軽トラなので、24ヶ月点検整備記録簿と部品交換と修理を同時にやっていますが、「整備は、後日やります。」と言えば24ヶ月点検記録簿を提出しなくとも、車検を受けることは可能です。

せっかくユーザー車検するので!点検整備もやらせていただきます!

車検の予約を取る

車検は、二週間前から予約できます。

点検整備の時間も含め混雑していますので余裕を持って予約することをお勧めします。

24ヶ月定期点検記録簿の画像3

空きが全然無いですね・・・

24ヶ月定期点検記録簿の画像4

軽自動車検査予約システムのホームページから

【予約の仕方】
  1. アカウント登録をクリック
  2. ログインをクリック
  3. 予約をクリック
  4. 継続検査をクリック
  5. 都道府県を選択してクリック
  6. 事務所・支所・分室を選択してクリック
  7. 受検日時を選択してクリック
  8. 車両情報を入力してクリック
  9. 予約内容を確認してしてクリック

予約受付が完了すると登録メールアドレスに【軽自動車検査予約システム】予約完了のメールが届きますので、確認ください

早めに予約して!予定入れちゃってからゆっくり整備します!

24ヶ月定期点検記録簿の画像5

似たような予約システムで、自動車検査インターネット予約システムというのがありますが、こちらは、小型二輪自動車・自家用乗用自動車などの予約システムです。

軽自動車検査予約システムと自動車検査インターネット予約システムの双方に迷惑がかかるので、間違えのないようにしてくださいね。

間違えたんですね?

軽自動車検査表の書き方

軽自動車検査表は、事前に管轄の軽自動車検査協会へ行き入手し、日付は、予約した日付で記入しておくと当日スムーズに進みます。

初めてのユーザー車検だとわからないことばかりなので、この方法をお勧めします。

軽自動車検査表のsample

走行距離は、軽自動車検査協会についた時の距離を記入します。

例えば、到着時のメーターが150,099キロならば、100キロ以下は切り捨てるので、150,000キロとなります。

継続車検申請書の書き方

継続車検申請書も、事前に軽自動車検査協会で入手し、記入しておくとスムーズに当日進みます。

継続検査申請書

黄色の部分は、鉛筆 で記入し、残りの住所と日付は、ボールペンで記入します。

注:説明画像は、黄色く着色してありますが、実際の書類は白です。

重量税納付書の書き方

重量税納付書も事前に軽自動車検査協会で入手してから、先に記入しておくとスムーズに当日進みます。

その時、係の人に税金の料金を調べてもらうことも可能です。

24ヶ月定期点検記録簿の画像6

書き終わったら金額と同じ額の自動車重量税印紙を購入して「自動車重量税印紙貼付欄」に貼ります。

同時に、自賠責保険も購入して集めた書類と一緒に保存しておくと当日スムーズに進みます。

テスター屋で事前調整

数日前にヘッドライトの片方が切れたので、車検対応のLEDバルブに交換しましたが、実際に光軸を見てもらったことがなかったので、テスター屋さんで見てもらいました。

結果は、カットラインが出ないので光量が足らなくなり、どれだけ調整しても赤から緑にはなりませんでした。

この後H4バルブを購入してガレージに戻り、純正のH4バルブに交換し規定値をクリアすることができました。

車検に通す前に気がついてよかったですね!

次に、検査してもらったのは、サイドスリップ検査です。

広い駐車場などで手を離して直進しても曲がる様なことはなかったのですが、フロントの足回りのフレームをかなりカットしてから溶接したので、見てもらいました。

針が0から微妙にしか動かないGoodな状態でした。

24ヶ月点検で、ブレーキやその他は点検済みなので、この状態を車検当日まで維持すれば、合格間違いないはずです。

ワクワクしますね!できることなら車検場へ行きたいぐらいですね!

検査当日

軽自動車検査協会の受付が開いたら、揃えておいた書類を係の人に渡します。

重量税・自賠責保険・更新手数料を支払い印をもらったら検査コースに並びます。

緊張するやつですね〜ドキドキします〜!

検査コースの中

順番が近づいてくると検査員の方が、コースに入る前に、ウインカーなどのチェックをしていただけるので、その時に、「初めてなのでよろしくお願いします。」と言っておくと良いと思います。

初めてオーラ出しまくりで行きます!

私の時は、事務所から検査員さんが一人来ていただけて、手取り足取り教えてもらえたので助かりました。

点検ハンマーで叩いている音が聞こえると緊張しますが、自分の整備に自信を持って、検査員さんの指示に従って操作すれば、合格間違い無しです。

なんか合格する様な気がしてきました!

失敗したこと

「ここまでやった!大丈夫!」と挑んだユーザー車検でしたが、まず最初に光軸で、「 テスター屋で事前調整 」に開いてあるとおりLEDバルブで失敗しました。

上の画像は、バックカメラなのですが、LEDが点灯するバックカメラは車検が通らないとのことで、指摘を受けました。

このカメラは点灯しないカメラでしたので、大丈夫でしたが、ドキドキしますね。

もし、点灯するタイプのカメラでしたら取り外して、もう一度検査をすることになっていたでしょう、しかし、指摘を受けての再検査は、当日ならば2回まで無料なので、「今日一日かけて合格すればいいや!」という意気込みで、工具も持ってきていたので、外すことも可能でした。

点灯しないフォグランプや作業灯などの微妙な物は

取り外して車検した方が良いですね・・・

次は、意外なところで指摘されました。

上の画像は、点検ステッカーを剥がした後です。

コース入り口で指摘していただいたので、検査員さんが下回りを叩いて検査している時剥がしました。

貼らないのは、違反でもなく罰則もないのですが、古い点検シールを貼ったままにしておくことは、保安基準違反になるそうです。

へ〜ですね!貼ってなくて違反でも罰則もないなら

貼らない選択する人増えますし点検もしなくなりそうですけどね?

まとめ

車検準備
  1. 24ヶ月点検をする
  2. 車検場の予約をとる
  3. 軽自動車検査表を書く
  4. 継続車検申請書を書く
  5. 重量税納付書を書く
  6. テスター屋で調整

古い軽トラの車検は難しくありません。理由は、事前に錆び穴などの補修や下回りの点検などをして修復しなければならないところは直してから車検場へ行くからです。例えばあなたが、古い18年落ち目前の軽トラを何の整備も点検もしないで普段から動いているから大丈夫だろうと車検場へ行ったとします。ヘッドライトの光軸を指摘されました。さらには、マフラーに穴があいていて、ブーツにも亀裂が見つかり不合格となってしまいました。当たり前ですよね?下回りの点検も何もしないで車検場は行けば古い軽トラは、間違いなく合格しません。このことにより、事前に整備点検をして直すべき箇所を確実に直して車検場へ行くのです。したがって、古い軽トラの車検は難しくないのです。

しかしながら点検整備となると設備や道具などが必要となります。さらには時間の問題もあります。そこで不安などを感じたのであれば、全国対応「EPARK」車検見積り・予約申込みなどのプロにお任せするといったことも視野に入れてお考えください。

ありがとうございました。。○

このブログが、あなたのガレージライフのお役に立てると幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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