蘇るミニトレ|悲鳴を無視した先に、焼けたピストンがあった

蘇るミニトレ|悲鳴を無視した先に、焼けたピストンがあった GT50
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。

38歳若返ったので無茶をする。

慣らしは一週間で終了した「全開走行解禁」

1速2速3速と加速して4速に入れた瞬間回転数が異常に上がった。

今回は、2021年、突然エンジンの回転数が上がってから止まった記録を振り返る。

悲鳴を無視した先に、焼けたピストンがあった

プラグは真っ白に粉を吹いて

焼けたピストン

シリンダーを外すとピストンはリングが外れないほど焼けると言うか溶けてた。

シリンダーも酷く

穴の空いたシリンダー

ニカジルメッキが剥がれ穴が空いていた。

焼き付きならリアタイヤがロックして慌ててクラッチを握る。

タコメーターの針が振り切るほど上がってから一瞬でエンジンストップ。

不思議に感じ、いろいろ調べて「デトネーション」って異常燃焼の一つだと判断。

2025年の今、原因を改めて探ってみる。

  • 2021年3月11日:ミニトレの仕様
    • 混合比:40:1(オイルポンプカット)
    • キャブレター:ミクニVM20
    • メインジェット:#112.5
    • プラグ:BP9ES(NGK)
    • 圧縮圧力:16kg
  • 2025年現在:ミニトレ対策
    • 混合比:オイルポンプを稼働させる。オイルポンプをカットしたなら25:1がベスト。
    • キャブレター:これは問題ない
    • メインジェット:ギリギリまで薄くした結果燃焼室が高温になる。#200前後がベスト
    • プラグ:これは問題ない
    • 圧縮圧力:16kgの圧力で発生した熱を水冷化などで対策。できなければ圧力を下げる。

根本的な原因は、「ミニトレは何度も何度もサインを出して悲鳴をあげていた」

これを無視して突き進んだ結果である。

これは、虐待だ。

クランクケースの中まで破片が混入

再度バラされるミニトレ

エンジンを下ろしてオーバーホールするとミニトレに約束。

「無理させてすまん…酷いお父さんだね」と謝罪してエンジンを下ろした。

つづく…


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

fukumomo3_photo

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