R100RS|旧車にハザードを。LED化から配線図まで、すべて記録しておく。

R100RS|旧車にハザードを。LED化から配線図まで、すべて記録しておく。 BMW
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。

R100RSには「ハザード」がない。

なくても走れるし滅多に使わないからいらない。

ところが、ウインカーをLEDに交換するとき「ふと」気がついた。

今回は、2022年、R100RSのウインカーの配線とハザード取り付けた思い出を振り返る。

バイクのウインカーLED化の落とし穴と対策方法

バイクのウインカーの基本配線図

バイクのウインカーの基本配線図

ウインカーは、前後左右全4個で、スイッチで点灯する。(配線図にリレーは無し)

4個のウインカーは、緑色のインジケーターと接続されている。

左をつけると、左2個が点灯してインジケーターも点灯する。

右と配線は繋がっているように見えるが、点灯はしない。

しかし、LEDに交換すると右側も点灯する場合がある。

理由は、『LEDは微弱な電流でも光る』から。

バイクのウインカーをLEDに交換したときの配線図

バイクのウインカーをLEDに交換したときの配線図

インジケーターと左右のウインカーの間に『1Aの整流ダイオード』を増設する。

元の電球(21W)を使用する場合は『3Aの整流ダイオード』を使用する。

これで、標準的な回路で起きていた『微弱電流の逆流』が防げる。

ハザードスイッチを取り付けた配線図

今回、この配線図でR100RSのウインカーをLED化した。

メリットは、元の配線をカットして増設するだけなので簡単。

デメリットは、ハザードスイッチを入れただけでは点灯しないこと。

LEDは作れる。昭和の電球を、今の灯りに変えるまで。

昔懐かしいトラックのマーカーランプが10個で544円

24V12V-S25

LEDの価格も下がるところまで下がったので、自作するメリットは無い。

だけど、「自分で作って見たい!」って「あなた」のためにご紹介。

そして、バッテリーのマイナス端子を外してから作業開始。

電球のガラスを布で包んで割る。【動画】

自作LED

テープライトは『3LEDと1抵抗=1ユニット』を並列にテープ状にしたもの。

なので、1ユニットを切り取って電球にハンダ付けするだけ。

テールランプは、4ユニット分を使用した。

このあと、ハイフラ対策として『バイク ウインカー led リレー(amazon)』を使用。

LED用ウインカーリレー

元からあるリレーは『3ピン』なので3ピンのアースは使わない。

B端子に、テスターで調べたバッテリー側を繋げる。

L端子に、ウインカー側を取り付ける。

カプラーは、中を抜き変えて利用。

速さは、ボリュームで調整できる。

そして、接続を間違えると二度と使えない。

(👆二度やった)

せっかくなので、ハザードを増設する。【動画】

二股インジケーター

『左右のつながりを断つ』ためウインカーのインジケーターを左右に分ける。

LEDテープは薄いので元の電球が入っていた場所に2枚収納できた。

この時、『整流ダイオード』を使用してLED化する場合もここ。

R100RSのメーターの中

画像の場所のピンが左右のウインカーになる。

そして、アースは、ハイビームから頂戴する。

メーターの配線

メーターの配線を剥き出して『メーターに線はつながったまま』3本に分岐させる。

増設した線は、『スイッチ ON/OFFスイッチ (amazon)』につなげる。

配線の色は、青黒:右ウインカー|青赤:左ウインカー

自作ハザードが完成したので、犬と一緒に点灯チェック【動画】

そして、翌年の2023年5月11日、無事に車検合格。

小さな車検証とR100RS

「ハザードあったら点けてください」って、検査官の言葉に「ニヤリ」

満面の笑みで「ドヤ」ってスイッチを入れて「ドキドキ」

そして、冗談みたいな車検証をもらって「ほっ」

2025年現在のR100RSは、カスタム中で車検切れ。

カスタム中のR100RS

やっとブログが「今」に追いついてきたので、そろそろ再開する予定。

ずっとノーマルで乗るって思ってたけど、カスタマイズの神様にそそのかされた。

でも、これが完成して構造変更が認可され車検が合格した時の感動は、「たまんない」だろう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

fukumomo3_photo

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