R100RSのスピードメーターをニコイチ修理|壊れたおまけを再生するまで

R100RSのスピードメーターをニコイチ修理|壊れたおまけを再生するまで BMW
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。

ヤフオクで買ったR100RS。

”おまけ”でもらった壊れたメーター。

そして、ついてるメーターも壊れて動かない。

今回は、2019年、R100RSのメーターをニコイチにして直した記録を振り返る。

壊れたおまけを再生するまで

どっちも、どこかが動かない2個のメーター

R100RSの2個のメーター

上が、トリップとオドメーターが動かない。

下は、トリップとオドメーターとタコメーターが動かない。

どっちもどっちな感じだけど、とりあえず慎重に分解していく。

開けてびっくり

コイルの磁石にネジ

タコメーターが動かなかった原因は、「ネジの締め忘れ」。

もしくは、振動で外れたネジがくっついた。

しかし、後者の原因は考えにくい。

分解組み立ての基本「あったものはあった場所へ」を復習できた。

タコメーターは簡単に解決したので

オドメーターのギア

構造を知るため観察する。

隙間の多かったギアの調整をする。

思いのほか単純な構造なので、手で回して動きを確かめる。

どこも噛んでないので

ドリルを接続して回す。

明らかに空回りしている軸とギアを発見。

ちなみにこのドリルは小学生の頃からの相棒のマキタ。

2025年の今も活躍してるから…50年以上の付き合いになる。

よく見るとツルツル

空回りしている軸

軸を抜いて確認する。

空回りして長い間回転していたのだろうツルツルである。

この方法が正しいかは

止めを作った軸

「しらん」けどペンチを優しく握りギア止めを作った。

ギアを打ち込んで、隙間調整できる箇所は調整。

パーツクリーナーで古いグリスを飛ばす。

シリコングリスを少量塗る。

シリコングリスを使う理由は、ギアがプラスチックだから。

👆これテストに出ます。

AZ(エーゼット) プラスチック用グリース ジャバラ 40g 734 カートリッジグリス ジャバラグリース

ドリルの最高速度は187キロ

「古いのによく回るな〜」って感心する。

オドメーターもトリップもタイムマシンのメーターみたいに回転。

あったものはあった場所に戻して

R100RSのコクピット

コクピットにメーターが戻る。

エンジンに火を入れて6,500RPMまで回す。

まるで古い飛行機が飛んでいるような音に変わる。

そして、2025年の現在もこのメーターのオドとトリップは正常に距離を刻む。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

fukumomo3_photo

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