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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。
ステアリングに違和感は無い。
だけど、ステムベアリングを「いつ・どこで・だれが」交換したか不明。
すると「今から・バイク小屋で・あなたが交換しなさい」って点検整備の神様が言った。
今回は、2022年3月31日:ステムベアリングを「試行錯誤して」交換した記録を振り返る。
ステムベアリングに宿っていた点検整備の神様
カウルを外さないでも分解可能

フロント周りの分解も丁寧に書いてあるので参考になる👇
【限定復刊オンデマンド版】BMW メンテナンスブックOHVボクサーツイン編 完全整備分解手帖(ヤフーショッピング)
つか、無かったら困る。
開けてびっくり玉手箱

ブレもなく高速でも安定していたことから「交換してあるんじゃね?」って思ってた。
ベアリングを指で回そうとしても回らないぐらいグリス切れで焼けてる。
点検整備の神様に感謝。
下側:ベアリングレースには

くっきりとベアリングの3本線が入ってた。
そして、指で触ると「あ…凸凹してる〜」ってわかる。
ベアリングを抜くには専用工具が必要

画像の道具は「自作工具」焼けていて動かなかったので作った。
でも、焼けてなければ市販の👇で抜ける。
ベアリングが固定されている部分は赤のところだけ

数センチ頑張れば抜けるので、無理と無茶は工具箱へ。
下側:ベアリングレースを外すときも専用を使う

上側のベアリングレースは、専用の工具👇で簡単に抜けた。
(STRAIGHT/ストレート) ステムベアリングレースリムーバー 19-520(amazon)
しかし、下側はどれだけリムーバーを固定して上から叩いても抜けない。
40年間交換してなくてグリス切れした結果なのか。
これは、非常手段です。

ベアリングレースについている凸凹は「溶接の点付」
- アーク溶接を使ったレースの抜き方
- レースに点で溶接する
- 若干赤くなったレースに潤滑剤を吹き付ける
- 下側なら上からパイプを入れて押す。(上なら逆)
潤滑剤を吹き付けた瞬間に「ぱき」って音がする。
この音が聞こえたら叩かなくても抜ける。
くれぐれも、フレームを溶接しない。
👆これは、軽トラのフレームからホークリフトの補修修理まで使用してる『良き相棒』
新品のベアリングにグリスを

塗るんじゃなくて「ぐいぐい」と中に入れる。
手のひらにグリスを出してベアリングを「ぐりぐり」する感じ。
ゾイル(ZOIL) SUPER ZOIL グリース(金属表面改質剤配合・消音グリス) 100g (amazon)
ステムべアリング BMW R100RS 31427663941 07119985070(ヤフーショッピング)
2022年購入時のベアリングは、NSK製:HR320/28XJ

そして、R100RSのステムベアリングの純正規格は「SKF製:320-28X」の円すいころ軸受。
なので、探せば、日本精工(NSK)/ベアリング HR320/28XJ 品番:HR320/28XJ(amazon)で見つかる。
よって、1,530×2=3,060円となりヤフーショッピングの5,900円よりも安く買える。(2025年6月調べ)
だけど、『ステムベアリングキャップ』がないと

ホコリや砂が入るし、グリスが漏れるからヤフーショッピングで買った。(正解)
ちなみに、キレイにベアリングが抜けたとしてもこのステムベアリングキャップは、間違いなく曲がる。
ノギス片手にホームセンターへ

径の合った塩ビパイプを見つけたら購入してステムの下に当て木を入れる。
そして、「こんこん」とプラスチックハンマーで叩き水平に圧入。
ベアリングレースも塩ビパイプで

水平に「こんこん」と圧入する。(下側も同様)
グリス切れじゃなかったら
これほど苦労はしなかった。
ここで「全部ベアリングとか当時物か?」と疑う。
当時物は大好物だけど、消耗部品の当時物はちょっと遠慮したい。
なので、点検整備の神様とお財布と相談して今後の流れを手帳にメモ。
カーポートドックランで犬と猫が遊ぶのを眺めながら、そんなことを考えた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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