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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo6_com)です。
XLR250BAJA(MD22)は、オフロードでの転倒後や、うっかり立ちごけした後、どれだけキックしてもしばらく放置しないと始動しませんよね。
そこで私は考えました。
「FTR250のセル付きエンジンのセルがBAJAにつかんか?」
といった疑問です。
今回は、FTR250のセル付きエンジンとニコイチにして、XLR250BAJA(MD22)をセルキック併用エンジンに改造した記録を紹介します。
ドナーエンジンを確保:セル付きMD17Eエンジン
ここからは、実際に改造したときの、インスタグラムのストーリーズにアップした画像を見ながら説明していきます。

ドナーエンジンは、FTR250のMD17Eエンジンです。
10年以上前に、バイク専門の解体業者から譲り受けました。

雪国に、引っ越したら改造しようと考えていたようですね。

狭いですが、ガレージハウスが完成したので、6年ぶりに作業再開です。

分解前に、ガスケットなどの交換部品を調べて購入しておきます。

サービスマニュアルは、必需です。

ガレージハウスに入れて、作業計画を立てます。
XLR250BAJA(MD22)のMD17Eを分解する。

MD17Eのサービスマニュアルはあるのだが、セル付きのMD17Eのマニュアルがないので、分解しながら確認していきます。

整理整頓しながら作業を進める。

2スト用のPEK35が届いたが、とりあえず分解します。

固着したボルトを外すときは、無理をしないことです。

持ってなかった道具を仕入れます。

セル付きME17Eのヘッドを外しました。

シリンダーブロックを外す小さなボルトにメガネが入りません。

サンダーで削り回すことができました。

シリンダーを無理に外そうとしてはいけません。

シリンダーが抜けました。

バルブスプリングコンプレッサーが無いと外せません。


クロスワーク バルブスプリングコンプレッサーセット/メンテナンス
専用工具が必要となります。

セル付きMD17Eにもキックスターターを取り付ける穴がありました。
このことから、セルキック併用エンジンが作れるとわかりました。

XLR250BAJAからエンジンを下ろします。

暗い狭いは危険です。灯りをつけましょう。

右側にずらしてから上にあげると下ろせます。しかし、かなり狭いので慎重に作業しないとフレームが傷だらけになります。

動かない、外れない、と感じたら固着を疑う前に自分を疑ってください。

横に並べてみました。見た目は、ほぼ同じです。

ギアー比がかなり違います。どちらを選択するか迷いますね。

フルオーバーホールに火がつき始めたようです。

BAJAのエンジンを分解します。

エンジンを分解するときの必需品です。

ワコーズ RP-L ラスぺネ 無臭性浸透潤滑剤 A120 420ml A120 [HTRC3]
強力な浸透力を有する浸透防錆潤滑剤です。無臭性のため室内での作業や日用品への使用に適しています。噴射剤にLPGを使用した広い面にも塗布しやすい霧状タイプです。

排気側のボルト2本を切ってしまいました。

シリンダーヘッドは同じなので、FTRのものを使います。

専用工具は、必需です。

しかし、専用工具を自作するようです。

このようなことは、馬鹿げています。

Kuroobaa オートバイ クラッチ ロックナットレンチ 20×24mm
サイズ:内径20㎜/内径24㎜、外径26mm/外径30mm
時間もお金と考えましょう。これを作るのに、1,500円ぐらい使いましたが、買えば880円で、安全と安心が買えます。

これを見て「叩けば?」って思いましたよね?以前の私なら叩きます。
しかし、叩くと軸が歪む恐れがあるので、やめたほうが無難です。
組み終わった後に、不具合が出ても微妙な歪みだと発見できません。

ここまで分解して分かったことは、両方とも腰下も分解しないとダメだということでした。

まだ、準備が整っていなかったようですね。
まとめ:分解の基本は、知識(Knowledge)・場所(Workspace)・道具(Tools)
バイクのエンジンの分解の基本は、知識(Knowledge)・場所(Workspace)・道具(Tools)です。
サービスマニュアルがなければ、壊さないで分解することは困難で、適切な場所がなければ作業がスムーズに進みません。そして一番大切なものが道具です。道具は、自分の相棒と信じます。そして、自分の手の延長にもなるのです。
この時の私には、サービスマニュアルの知識(Knowledge)はありました。場所(Workspace)も狭いながらガレージハウスの中での作業で快適です。しかし、道具(Tools)が揃っていないのに作業したので、失敗したのです。そして、シリンダーヘッドのボルトを切ったのは、知識(Knowledge)不足です。
安全運転の基本原則である。「だろう運転」「かもしれない運転」これは、エンジンの分解にも当てはまります。「これ以上回したら切れるかもしれない」と手を止めていれば、大切なボルトは切れなかったはずです。「いままでよかったんだ!大丈夫だろう」と無理した結果が今回です。
経験としてシリンダー付近のボルトは固着していることを知っていたのに、甘くみていた結果です。「まだいけるだろう」と回した結果なので、自業自得ですね。
このブログが、あなたのガレージライフのスパイスになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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