おまけエッセイ

BMW

「ボクサーツインの誘惑|R100RSと私の物語」第一話:かつて“かっこ悪い”と思ったバイクが、今の私を魅了する

ヤフオクを眺める。特に探しているバイクがあるわけではない。ただ、小屋裏付きのバイクガレージを作っている勢いで、新しい相棒を迎えたくなっていた。そんな時、目に飛び込んできたのは、かつて「かっこ悪い」と思ったBMW R100RSだった。1981年、13歳の俺にとって、それはどう見てもスマートじゃないバイク。ヒンズースクワットしながら乗るみたいなスタイル、無駄にデカいカウル、長すぎるシート——だが、40年後の俺は、その姿に目が釘付けになっていた。
MINI

「ミニと私のガレージライフ」|第三話:跳ね上げ式格納扉への挑戦

ガレージハウスの朝は早い。ステンレスのカップにスティックコーヒーと粉末紅茶を入れるのがルーティン。誰に見られるわけでもないので、気分次第でコーラを足すこともある。カップを片手にガレージ増設の構想を練る。一度イメージできたものは、今でなくとも必ず形にする。それが数十年後でも、条件が揃えば実現するのだから面白い。
MINI

「ミニと私のガレージライフ」|第二話:ビビビィときた運命の出会い

ガレージキッチンの小さな窓から、ミニお嬢様のフロントグリルとヘッドライトがこちらを覗いている。まるで「今日の予定は?」と問いかけるような顔をしているようで、思わず笑う。ミニお嬢様――そう名付けたのは、ヤフオクの出品者がまるで執事のように彼女を扱っていたからだ。シフト操作ひとつとっても、まるでお嬢様に靴を履かせるような丁寧さ。その様子を見ていたら、「この子はミニお嬢様に違いない」と確信した。
MINI

「ミニと私のガレージライフ」|第一話:運命の出会いと峠越え

ヤフオクで見つけたクラシックミニに、一瞬で心を奪われた。試乗OKとのことで、山梨までひとっ走り。待ち合わせのコンビニに着くと、遠くからSUツインキャブの澄んだ吸気音が聞こえてきた。その瞬間、すでに私はこのミニの虜だった。ミニが近づく。エンジン音、車体の佇まい、すべてが私に「この子は君の元に来る運命だ」と囁いているようだった。出品者と挨拶を交わす間も惜しみ、すぐにシートへ滑り込む。鍵をひねり、エンジンが目覚める。その鼓動を感じた瞬間、私は確信した——このミニと生きていく、と。