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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第十一話:島の背に響く静かな呼吸

この島には、心が深く落ち着く何かがある。佐渡島の風景は、ただの自然の美しさにとどまらない。過ぎた時間を懐かしくも鮮やかに思い出させるものがある。BAJACOと共に走ったあの道、静かに流れる時の中で感じたこと。そのすべてが、今も私の心に色濃く刻まれている。
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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第十話:左ウインカー、島の背に残る白

朝の冷たさがグローブの内側まで残っている。港の匂いと山の気配が、同じ息の中でゆっくり混ざる。BAJACOの鼓動を数えて、アイドルスクリューを少し戻す。左へ、島の背をなぞる準備はできている。
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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第九話:おけさばし、島の流れにのる

次の港へ急ぐわけでもないのに、胸の中だけが少し前のめりだ。雨の名残を踏むたび、BAJACOの鼓動が島のリズムに合っていく。地図よりも風向き、標識よりも潮の匂い。今日の道は、身体で覚えるつもりで走る。
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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第八話:反時計回り、湧水の一杯

夜の名残を踏みしめながら、エンジンを温める。雨粒の跡がまだ路面に息づき、朝の光がそれを拾っていた。世界が動き出す音に混じって、BAJACOの鼓動が静かに返ってくる。
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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第七話:松蔭の青、港の名残

夜の雨が去ったあと、世界が一度リセットされたようだった。空気の粒が澄みきって、息をするたびに胸の奥が洗われる。そんな朝に、旅はまた静かに始まる。
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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第六話:たんぽぽの鍋、雨のふた

佐渡の空気は、海の匂いに少しだけ土の温度が混ざっていた。フェリーの鉄の音がまだ耳の奥に残っている。BAJACOのサイドスタンドを立てると、足裏に島の硬さが伝わってきた。旅の一日が、また静かに始まる。
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「単気筒の衝動|XLR250BAJAと私の物語」第五話:小木の岸、ほどけない結び

朝の光が差し込む船内で、エンジンの音もまだ遠く、波の気配だけが耳に届いていた。旅の始まりには、いつも少しの不安と、胸の奥が熱くなるような高揚が混ざり合う。この日も例外ではなく、フェリーが動き出すたびに、心の中の地図が少しずつ広がっていくのを感じていた。何かが変わる、そんな予感がしていた。
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BMW R100RS カスタム記録|ハンドル交換とブレーキホース延長【ハンドル編】

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